米粉パンにはグルテンがはいっていない?米粉パンレシピ3選
米粉から作られる米粉パンは、グルテンフリーのためアレルギーを持つ方でも食べられます。グルテンを摂取するとアレルギー反応が出てしまう方は、グルテンフリーの食品を選ぶといいでしょう。
この記事では、グルテンが入っていない米粉パンの原材料や栄養素、カロリーなど基本情報から、ダイエットにぴったりな米粉パンのアレンジレシピまで紹介します。また米粉パンの中でも特におすすめの商品も併せてご紹介しているため、ぜひ最後までチェックしてみてください。
米粉パンにはグルテンが入っていない?米粉パンレシピ3選
米粉パンにはグルテンが入っていない!
米粉パンにはグルテンが入っていないため、アレルギーを持つ人でも食べられます。ここでは、米粉パンの原材料や米粉の栄養素、カロリー、糖質量などをチェックしてみましょう。
米粉パンの原材料
米粉パンの原材料は商品により異なりますが、基本の原材料は次の通りです。
- ・パン用米粉
- ・ドライイースト
- ・砂糖
- ・塩
- ・水
- ・米油
上記の原材料にパン用米粉とありますが、米粉にはいつくかの種類があります。パン用米粉、お菓子用玄米、玄米粉、米粉パン、お菓子ミックスなどです。
パン用米粉は、その名の通りパン向けの素材に開発された米粉で、米粉パンを作るのに適しています。昔は米粉のみでパンを作るのが難しかったのですが、加工技術の向上により100%米粉のみでパンを焼き上げられるようになりました。
パン用米粉には、食感改良の目的で小麦粉にブレンドして使用するものもあります。
米粉の栄養素・カロリー・糖質量
米粉にはタンパク質や炭水化物、脂肪、無機質、ビタミンB1、ビタミンEなどの栄養素が含まれています。
一般的な米粉の100gあたりのカロリーは374kcalです。小麦粉は100gあたりおよそ365kcal前後のため、米粉の方がカロリーは高めとなります。ただし粉自体のカロリーは米粉の方が高くても、パンにすることでカロリーが低くなります。小麦パンが100gあたり260kcalなのに対し、米粉パンのカロリーは100gあたり255kcalです。
米粉パン100gあたりの糖質は50.4gで、小麦パンの100gあたり44.3gと比べるとやや高めといえます。米粉はもともと糖質の高い米を原材料としているため、小麦粉と比べると高めになります。
脂質はダイエットをするうえで重要な栄養素の一つですが、米粉パンの脂質は100gあたり3.1gです。小麦パンは100あたり4.4gのため、米粉パンの方がダイエットに適しているといえるでしょう。
このように、米粉には豊富な栄養素が含まれています。
原料に 小麦粉を使用していないグルテンフリー食品だから小麦アレルギーの人も安心
米粉パンは米粉を原材料に作られており、基本的に小麦は使用されていません。グルテンフリー食品のため、小麦アレルギーの人でも安心して食べられます。
グルテンフリー食品とは、グルテンを含まない食品のことです。一般的なパンには小麦粉が使用されており、小麦粉にはたんぱく質であるグルテニンとグリアジンが含まれています。この2つのたんぱく質が結合することにより、グルテンが形成されます。グルテンは食物アレルギーの原因になることがあり、小麦アレルギーやセリアック病、グルテン不耐症が主な例です。
米粉にはグルテンのもとになるグルテニンとグリアジンが含まれていないため、米粉を使用した米粉パンはグルテンフリー食品となります。
ただし米粉パンの中には米粉100%ではなく、製パン適性を上げたり食感改良をしたりする目的で小麦粉をブレンドして作られているものもあります。小麦粉が混ざっているものはグルテンフリーとならないため、小麦アレルギーの方は注意してください。
米粉パンがダイエットに向いている理由
米粉パンはダイエットに向いている食品です。主な理由としては次の4つが挙げられます。
- ・栄養価が高い
- ・水分量が低く低カロリー
- ・腹持ちがいい
- ・もちもちの食感で美味しいので満足感が得られる
ここでは上記4つの理由についてそれぞれ解説します。
栄養価が高い
米粉パンは小麦粉パンに比べ、必須アミノ酸が多く含まれている特徴があります。必須アミノ酸とは、アミノ酸のうち体内で作ることができないため食事から摂取しなくてはいけないものです。必須アミノ酸は筋肉量の維持・向上や運動時の疲労軽減、リラックスなどの効果が期待できます。
必須アミノ酸とたんぱく質のバランスを示すアミノ酸スコアというものがあり、これは食品に含まれる必須アミノ酸がどの程度満たされているかによって算出されます。100に近い数値であるほど理想的で、小麦粉が38〜44に対し、米粉は65と高い数値です。このことから、栄養価が高い食品であるといえます。
ダイエットで健康的に痩せるためには、ただ単に食事量を減らすのではなく、効果的に栄養を摂取することが重要です。栄養価の高い米粉パンなら、バランスよく栄養を摂取できます。
水分量が多く低カロリー
米粉パンは水分量が多く低カロリーな食品です。小麦パンが100gあたり260kcalなのに対し、米粉パンのカロリーは100gあたり255kcalで、小麦パンよりもカロリーが低い食品となっています。ダイエット中は、カロリー摂取量を制限することが一般的なため、低カロリーな食品を選んで摂取することが重要です。米粉パンは低カロリーな代替品として選択できます。
腹持ちがいい
米粉パンは腹持ちがいい食品です。米粉パンは食物繊維を豊富に含んでいます。食物繊維は胃で水分を吸収し、膨らんで胃を満たす役割があります。これにより食事後に満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。また食物繊維は消化に時間がかかるため、食事の間隔が長くなりやすいのも大きな特徴です。
腹持ちが良い食品は少ない量でも満腹感を得られるため、過剰な食事摂取を防ぎます。これはダイエット中に特に重要で、食事の間隔が長くなり、食べ過ぎや不健康な間食を減少させるのに役立ちます。また腹持ちがいい食品を積極的に取り入れることで、ダイエット中における誘惑にも対抗しやすくなるでしょう。不要なカロリー摂取を防ぎやすくなります。
腹持ちがいい米粉パンを食事に取り入れることで、満腹感を得ながら健康的なダイエットができます。ダイエットプランを立てる際には、腹持ちがいい食品を組み込んで、バランスの取れた食事を心がけましょう。
もちもちの食感で美味しいので満足感が得られる
米粉パンはもちもちとした食感があり、噛むことや食べることで満足感が得られます。この食感は口当たりが良く、食事を楽しめるため、食事の満足感を高めるのに大きなメリットとなるでしょう。ダイエット中は食事を楽しむことが大切で、食事の満足感が低いと過食や間食のリスクが高まりますが、もちもちの食感はこの点で役立ちます。
またダイエット中には制限が必要ですが、食事が単調で味気ないとモチベーションが低下しやすいです。美味しいもちもちの米粉パンは、食事の楽しみを保つのに役立ちます。食事を楽しめると、ダイエットを継続しやすくなるのです。米粉パンをダイエットに取り入れる際には、適切な食事量を守り、カロリーコントロールも忘れずに行いましょう。
ダイエットにぴったりな米粉パンのアレンジレシピ3選
ダイエットにぴったりな米粉パンのアレンジレシピを3つ紹介します。ダイエット中にお菓子やスイーツを食べたくなった場合でも、米粉パンを使ったレシピならヘルシーになります。ダイエットに取り入れる際はぜひ以下のレシピを試してみてください。
フルーツでヘルシーにお菓子やスイーツを!米粉パンのフルーツサンド
ダイエット中にお菓子やスイーツが食べたくなったら、ぜひこのレシピを試してみてください。材料は米粉パンと新鮮なフルーツです。トッピング用にヨーグルトやはちみつを用意してもよいでしょう。
- 米粉パンの上にスライスした新鮮なフルーツを並べます。フルーツは自分の好みに合わせて組み合わせましょう。例えば、いちご、バナナ、ブルーベリー、キウイのスライスを使うと、カラフルで美しいサンドイッチができます。
- お好みでヨーグルトやはちみつをトッピングとして追加します。ヨーグルトはさわやかな酸味を加え、はちみつは自然な甘みを提供します。これにより、はちみつがサンドイッチの美味しさをより引き立てます。
- もう一つの米粉パンをトップに乗せて、フルーツを挟み込みます。これでフルーツサンドの完成です。
このフルーツサンドは、朝食や軽食、デザートとして楽しめるでしょう。米粉パンのもちもちとした食感がフルーツの新鮮さと調和し、ヘルシーで満足感のある一品となります。また、季節やお好みに合わせてフルーツのバリエーションを変えることで、いつでも新しい味わいを楽しめます。
たっぷり野菜でヘルシー!カリカリベーコンと米粉パンのチョップドサラダ
チョップドサラダは、具材を同じ大きさに切って食感を楽しめるサラダです。お好みで色々な食材を組み合わせてアレンジできます。ここで紹介するレシピでは、米粉パン、レタス、キュウリ、さつまいも、プチトマト、ホールコーン、ハーフベーコンを使用します。ドレッシングには酢、塩、こしょう、サラダ油、オリーブ油を用意します。
- 米粉パンをトーストまたはオーブンで軽く焼いてカリカリにし、1.5cm角に切ります。ベーコンは3mm幅に切ってフライパンでカリカリになるまで焼きます。焼いた後はキッチンペーパーで油を切りましょう。
- レタスは適当な大きさにちぎり、キュウリとさつまいもは1.5cm角、プチトマトは半分に切ります。切ったさつまいもはやわらかくなるまで茹でます。
- 酢に塩、胡椒を加えて混ぜ、サラダ油、オリーブ油を少しずつ加えながらドレッシングを作ります。
- ボウルにレタス、キュウリ、さつまいも、プチトマト、ホールコーン、米粉パンを入れ、ドレッシングで和えます。最後に器に盛りつけ、ベーコンを散らしたらチョップドサラダの完成です。
このカリカリベーコンと米粉パンのチョップドサラダは、ヘルシーで満足感のある一皿です。ドレッシングの種類を自分の好みに合わせて選び、食事のバリエーションを楽しんでください。
米粉パンの生地でヘルシーピザトースト!
カロリーが高くダイエット中にはなかなか手を出せないピザですが、米粉パンの生地を使用するとヘルシーなピザトーストが簡単に作れます。材料は米粉パン、ケチャップ、ウィンナー、玉ねぎスライス、ピーマンの輪切り、とろけるスライスチーズ、コーン缶です。
- 米粉パンにケチャップを塗ります。
- 玉ねぎをスライスして水に軽くさらして絞り、1の上に並べます。
- ウィンナー、ピーマン、コーンをのせ、最後にスライスチーズを1cm角に切ったものをまんべんなく散らします。
- オーブントースターで5〜10分ほど焼いたらヘルシーピザトーストの完成です。
この米粉パンの生地で作るヘルシーピザトーストは、簡単に調理でき、美味しいピザの味わいを楽しむことができます。トッピングはお好みでカスタマイズでき、野菜をたっぷり使って健康的な食事を楽しめるでしょう。
ほかにもまだまだ美味しいレシピがたくさん
米粉パンはアイデア次第でさまざまなアレンジができます。例えば米粉パンで作るオニオングラタンスープやグラスショートケーキ、チキン南蛮風トースト、黒糖かりんとう、パンキッシュなど。レシピ名だけを聞くとダイエットには向いていないのでは、と思うものでも、ヘルシーな米粉パンを使うことでダイエット中でも気軽に食べられます。
こちらのサイトでは、季節ごとの食材を活用したレシピ、ヘルシーな食事アイデア、デザートやスイーツのレシピなど、さまざまなカテゴリのレシピが紹介されています。どのレシピも美味しく、家庭で簡単に作れるものが多いです。新しい料理に挑戦して、ダイエット中でも食事を楽しみましょう。
100%国産米粉でできているocomejirusiの米粉パン
米粉パンの購入を検討している方におすすめな商品が、100%国産米粉で出来ているocomejirusiの米粉パンです。ここではocomejirusiの米粉パンの特徴を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
国産コシヒカリの米粉を100%使用
ocomejirusiの米粉パンは国産コシヒカリの米粉を100%使用しています。製パンに品種改良されたお米ではなく、炊いてもおいしいお米を使うことにこだわっている点が特徴です。甘み・旨み・粘りのバランスの取れたコシヒカリやこしいぶきを中心に、おいしいお米を厳選して米粉パンの原料としています。
必要最低限のトレハロース
ocomejirusiの米粉パンは必要最低限のトレハロースに絞っています。米粉パンは焼き上がり直後はモチっとした食感ですが、冷めるとパサパサになってしまう特徴があります。増粘剤や乳化剤の使用によりこのパサパサ感は薄れますが、食品添加物を出来る限り使用しないために、必要最低限のトレハロースを配合しています。
トレハロースとは天然の糖質で、きのこや酵母、海藻類などに含まれるものです。食品添加物として使われるトレハロースの主な原料はじゃがいもやとうもろこしのでん粉で、パンやお菓子などに使用されるケースが多いです。トレハロースは一度に大量に摂るとお腹が緩くなってしまうことがありますが、トレハロースを必要最低限に抑えたocomejirusiの米粉パンなら、そうした心配もほとんどありません。
こだわりの焼成時間
ocomejirusiの米粉パンはお子様が食べることも考え、焼成時間にこだわっています。パンの耳が固くなって食べずらくなるのを防ぐため、製造工程では焼き目をつけすぎないように調整しているのが特徴です。
保存方法も簡単
ocomejirusiの米粉パンは保存方法も簡単です。冷凍保存ができるよう、一般的な食パンよりも小ぶりなワンローフサイズを採用しています。また平均的なサイズの引き出し型冷凍庫に縦に入れてぴったり収納できるサイズに設計しているのも特徴です。冷凍スペースを圧迫しないため、まとめ買いもしやすいでしょう。
まとめ
米粉パンにはグルテンが入っていないため、アレルギーを持つ方でも安心して食べられます。またカロリーが一般的な小麦パンと比べて低いため、ダイエットにも最適な食品です。米粉パンは小麦パンに比べ、必須アミノ酸が多く含まれており栄養価が高いため、パンが好きな方は小麦パンの代わりに取り入れてみるとよいでしょう。
米粉パンにはさまざまな商品がありますが、中でもおすすめなのがocomejirusiの米粉パンです。100%国産米粉で出来ており、トレハロースも必要最低限に抑えられています。また冷凍保存しやすいため、家族が多い方やまとめ買いしたい方にもおすすめです。ぜひ購入を検討してみてください。